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概要

図面内の文字列と対応したopt1データから建具伏図と建具表を作成する外部変形です
建具を数える単純作業から開放されるために作成しました

Download (V0.90)

圧縮ファイルには以下のファイルが含まれます
R建具.xls 外部変形本体(Excel2000以降)
R建具.bat 外部変形用バッチファイル
R建具.jww 動作確認様サンプルファイル
R建具.chm このファイルのhtmlヘルプ版
R建具ラベル.txt 建具符号の汎用座標ファイル

基本事項

 ・建具表の元になるのは文字データ及び線色5の補助線です
 ・建具の集計を行い1:50スケールの建具表を作成します
 ・建具記号の配置は2通り
   ・補助線がある場合はその中心
   ・巾が指定の時は文字の基点
 ・R建具.xlsと同じフォルダに「jw_opt3r.dat」が存在する場合
 それを起動毎に参照し姿図を描きます
 ・エクセル2000以降で動作確認済です

JWでの準備作業

 ・開口部の数と同じだけの建具パラメータを記入しておきます
 ・建具パラメータは長くなるため、私の環境では文字種10を
 0.1mmの補助文字にしてそれで書き込んでいます
 ・各パラメータを「|」(shift+\
半角)で区切ります
※先頭に「|」が存在する文字列を建具パラメーターと判断しています
 ・各パラメータの末尾に「" $
階数」と続けて記入し、その近くに
 「^$9」で始まる文字列を配置することで建具の階数及び室名を取得します
 ・文字列の左下基点から半径500mm以内に端部が存在する線色5の
 補助線種の線分のうち最も文字列に近い線分の長さを取得します
記述方法

|A|B|C|D|E|F|G|H|I|J|K|L" $ 階数

A opt3のデータ名
B 下端レベル
C 有効高さ
D 建具符号の分類
E 有効巾
F 形状
G 見込
H 材質
I ガラス
J 金物1
K 金物2
L 備考欄

記述例

|突出|1200|800|AW|470|突出し窓|70mm|アルミ ・カラー|網入フロート6.8mm|カムラッチ|-|防火設備" $ 1F

 ※上記青文字部分は必須入力項目
 ※上記緑太字は自動で取得出来る項目
 ※建具巾が記入されている場合は記入値が優先
 ※階数及び場所はそれより前のパラメータの有無に関わらず記入可能

外部変形の選択

 ・アクティブレイヤグループのスケールは1:50にして下さい
 ・JWの外部変形から「R建具.bat」を選択して下さい

データの選択

 ・準備した文字データ及び補助線を含む範囲で選択します
 (元データと描画データは別グループで構いません)
 ・不要なデータを範囲に入れても動作しますが若干遅くなります
 ・範囲確定後、建具表を描画する位置をクリックしてください

動作画面

 付属のR建具.jwwです。
 この画面では判別しようもありませんが
 建具には全てパラメータが記入してあります
 1階平面図と2階平面図です
https://hinoado.com/tw/img/r_t_01.gif

外部変形からエクセルを起動した画面です。
https://hinoado.com/tw/img/r_t_02.gif

しばらくすると横に並べる数を聞いてきますので入力して下さい。
https://hinoado.com/tw/img/r_t_d1.gif

次に縦に並べる数を入力して下さい。
https://hinoado.com/tw/img/r_t_d2.gif

R建具.xlsと同じフォルダに「R建具ラベル.txt」というファイル名の座標ファイルが存在すれば
それを使用するかどうかを聞いてきます。
 img/r_t_d3.gif

 上の平面図の外部変形処理後です
 opt3が存在する建具は姿図を描画します
 ※符号は手で配置し直してください
 img/r_t_03.gif

その他

 ・基準階が複数ある場合は集計のために階数分複写しておきます
 ・opt3データはJW標準とODT143で作成したもので動作確認をしています
 ・opt3データ内に縦方向分割数「s」(ODTは自動出力)が存在しない場合 縦方向分割数は10と見なします
 ・求積表と同じく見苦しいコードですが、コードの閲覧が可能です
 ・当方の作図環境はpennoが若い方が太くなっています
 ・出力線種はR建具.xlsを立ち上げてマクロを無効にして「cfg」シートで 変更できます
 ・動作画面はシートにロックをかけています
 ・opt3データ及びODT143については各自で理解して下さい
  ※付属のR建具.JWWのデータはJWWに付属するjw_opt3.datで描画出来るように作成してあります
  jw_opt3r.datにリネームしてコピーし、R建具.xlsと同じフォルダに置くことで使用可能になります
  ※座標ファイルの埋め込み文字は付属の「R建具ラベル.txt」を参考にして下さい
  JWWから吐き出した物から「lg」要素を削除した物が使用できます。

改訂履歴

2007.1.3(Ver0.90)
   ・縦横に並べる枚数を指定できるようにした
   ・縦方向の指定枚数毎に「建具表*」を表の左上に表記するようにした

2006.10.16(Ver0.85 非公開)
   ・建具符号を座標ファイルで指定できるようにした
    ・座標ファイル存在時に選択できるようにした
    ・座標ファイルは1/1で作成する
    ・指定文字で各パラメータを埋め込めるようにした
   ・進捗状況をエクセル本体のステータスバーに表示するようにした

2005.1.3(Ver0.81)
   ・補助寸法を右側に書き出すように変更
   ・属性無指定要素の属性をcfgシートで設定できるように変更
   ・寸法の線色がcfgシートを参照していなかったのを修正
   ・終了時に上書き確認が出る場合があったのを修正
   ・エクセル2000で正常に動作するように修正

2004.5.6(Ver0.80)
   ・opt3内にある線色9の線を元に小割寸法を書き込む機能を追加
   ・opt3の線種 ・線色で書き込まないケースがあったのを修正
   ・文字の下に点線が入っていたのを修正

2003.6.30(Ver0.71)
   ・終了処理を変更

2003.6.14(Ver0.70)
   ・cfgシートを追加した
   ・cfgシートに設定されたPenNo.で出力できるようにした
   (マクロを無効にして設定する)

2003.6.13(Ver0.61)
   ・建具巾を指定したときに建具符号位置がおかしくなる
   不具合を修正
   ・室名文字列が存在しなかった場合の表示を補助色に変更
   ・ヘルプファイル更新

2003.6.12(Ver0.60)
   ・建具表に記載する室名を「^$9」で始まる文字列の中から
   最も建具文字列に近い物から取得するように変更
   (上記変更で建具文字列中の室名称は無効)
   ・V0.50で追加した建具巾の取得に存在した不具合を解消

2003.6.11(Ver0.50)
   ・文字列の近傍に存在する線色5の補助線種から建具巾を
   取得出来る仕様に変更
   ・上記変更に伴い選択要素を文字のみから
   全ての要素に変更
   ・上記線分が存在する場合は建具符号位置をその中心
   座標に配置されるように変更
   ・建具符号の配置ルーチンを見直し
   ・上記見直しで建具符号が欠落しないように修正
   ・異縮尺レイヤグループの処理がおかしかったのを修正
   ・動作画面をウィンドウサイズに合わせる仕様に変更
   ・その他数カ所内部的に見直し

2003.4.20(Ver0.41)
   ・エクセル2000で動くように微調整
   ・作図位置がおかしかったのを修正

2003.4.19(Ver0.4)
   ・建具の姿図を描画できるように変更
   ・各建具の場所を拾えるように変更
   ・建具の元データが別スケールのグループにある場合に
   描画できるように変更
   ・シート構成とコードを見直し

2003.2.23(Ver0.3)
   ・エラー処理を追加
   ・描画が暴れる事があったのを修正

2003.2.21(Ver0.2)
   ・書き込みフォントで描画するように変更
   ・建具パラメーターにフラグを設定
   ・建具パラメーターが存在しない時は終了するよう変更
   ・コード内に建具符号を2種類記述(2箇所)

2003.2.18(Ver0.1)
   ・テスト版初公開