ソリッド図形から建物求積図を作成する外部変形です
JWWでは面積の測定とソリッド図形の作成が同じ手間であることに気が付いて作成しました
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R求積
圧縮ファイルには以下のファイルが含まれます
R求積.bat | 外部変形用バッチ |
R求積2.bat | 高速終了バッチ |
R求積3.bat | R求積_c>R求積 連続起動バッチ |
R求積.xls | 外部変形本体(Excel2000以降) |
R求積_compact.ini | 小型面積表定義ファイル |
R求積_default.ini | 標準面積表定義ファイル |
R求積_Large.ini | 大型面積表定義ファイル |
R求積_c.bat | 動作環境設定用バッチファイル |
R求積_c.xls | 同上本体 |
R求積_name.txt | 定義情報記録用一時ファイル |
R求積.jww | 動作確認用サンプルファイル |
R求積.chm | このファイル |
以下のファイルは随時作成・更新されます
R求積.txt | 求積結果のテキストファイル |
・エクセルはマクロのセキュリティが「高」であると一切のマクロ が実行できません。「中」以下で実行してください ・WindowsXPでは外部変形に半角スペースを含むフォルダ名は 使用できません。「Program Files」等では動作しませんので ご注意下さい・*.xlsと*.batファイルは同一フォルダに置いて下さい ・1レイヤ当たり集計できる用途種別は15種類までです ・レイヤごとに集計を行っているため、複層階の算定も可能です ・最初の一度目の起動ではR求積_cで色設定を確認して下さい ・線色,ソリッド色を変更する場合はこちらをご覧下さい |
・用途別に必要な色分けを行いながらソリッドを作成します ・使用できるソリッド形状は以下の通り ・正方形,長方形 ※上記以外の四角も面積は出ますが式は省略しています ・三角形 ・内角90度以下の円弧と弦に囲まれた形状 ・内角90度以下の円弧と端部からの2接線に囲まれた形状 ※上記図形は角度が付いていても計算可 ・上記仕様により、 台形は 長方形+三角形 扇形は 弧弦+三角形 に分割しておく必要があります ・三角形は最初に描画した線形状部分を底辺と見なします ・0レイヤに描かれたソリッドは建築面積として扱います |
・JWの外部変形から目的のbatファイルを選択して下さい R求積.bat ・・・ 通常版(進捗状況を表示) R求積2.bat ・・・ 高速終了版(エクセルを最小化で起動) R求積3.bat ・・・ R求積_cから連続してR求積を起動 |
・作成したソリッド図形を選択します 書き込みグループのデータのみが選択可能です ・複数グループに描画されたソリッド図形は集計できません ・範囲確定後、求積図の計算結果を描画する位置をクリックしてください |
JWWで描画したソリッド図形です
簡単な説明書きを兼ねていますのでご一読下さい
外部変形処理後の図です
レイヤと色毎に集計を行っています
計算結果はコード内で指定されたレイヤに描画します
その際描画されるデータの仕様は以下です
・色毎に面積の大きい順にソートしてナンバリング(デフォルト) (VBコード内のソートモジュールで変更可) ・ナンバリングはレイヤ毎に1から開始 ・各図形の輪郭をトレースして矩形は対角線を描画 ・円弧関係は半径と内角を描画 ・図面名称及び表タイトルをレイヤ名から取得します |
・面積判定のソリッド色及び描画線色を変更する場合は 外部変形で「R求積_c.bat」を選択して下さい |
・このシートで設定された条件で面積の分類を判断します ・左上ボタンに使用するiniファイル名が表示されます ・上記ボタンを押すと別のiniファイルが読み込めます ・iniファイルはデフォルトで R求積_compact.ini (番号・寸法文字 1.5mm) R求積_default.ini (番号・寸法文字 2.5mm) R求積_Large.ini (番号・寸法文字 5.0mm) の3種を同梱してあります ・iniファイルを増やしたい場合はエクスプローラ等で コピーし、名前を変更してから再度R求積_cで読み込んで下さい ・ウチのロゴマークを押すと、設定を保存しJWWの画面の中央に 設定した色のソリッド図形を吐き出します 1:100程度を目安に配置しますのでスケールには留意して下さい ・吐き出された図形をJWS登録する等で使用して下さい |
・ソリッドの形状が想定外の場合は、答えの部分に線色5で 「Error」と表示されます ・稀に正確に描画されているにも関わらずエラーとなる場合が ありますが、その場合は 範囲確定の時に基点を変えてみ てください。(何度やり直してもエラーが出る場合はこちらの 掲示板まで報告いただけると助かります) ・曲線化された不定型なソリッドも(条件に合えば)片っ端から 3角形に切って求積表を作成できます ・エクセルのマクロのセキュリティレベルが「中」以下の場合に マクロを実行させない選択を行うと、マクロコードが閲覧出来 ます ・マクロコードをユーザーが自己責任において変更すること及び 各シートを変更することは問題ありませんが再配布はご遠慮 下さい ・エクセルを外部変形のエンジンとして使用することについて こちらに簡単な説明をしておきました。 興味のある方はご覧下さい。 ・標準モジュール内の「d求積表の作成」で階毎の集計及び 総合計を出力するかの設定が出来ます ・各階の図面名称の位置はアバウトです ・エクセルブックにパスワードはありません。
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2005.1.3(Ver2.20) ・矩形以外の四角も面積を算定するようにした (上記は式が冗長なため省略される) 2004.8.25(Ver2.10) ・R求積_c ・サンプルをクリックでカラーパレットを追加 ・色コードと10進値いずれかの入力で壊れていたのを修正 ・iniファイルから色情報が読み込まれなかったのを修正 ・R求積 ・図面名を「*床面積求積図(表)」から「*求積図(表)」に変更 2004.8.16(Ver2.00) ・求積表で面積のない区分は無視して割り付ける仕様に変更 ・一度に算定出来る用途を15種に変更 ・R求積_cで設定できる描画属性を追加 ・R求積_cで十進数及び色コードが直接入力出来る仕様に変更 ・それに伴いサンプルの色を即反映するように変更 ・16進表示の「###」を解消 ・R求積_cで画面の固定を解除 ・R求積_cのRGB記述順序を変更 ・R求積_cのスライダを若干見易く変更 ・R求積_cによる設定を外部ファイルに保存する仕様に変更 ・上記に伴い同梱ファイルにR求積.ini等3種を追加 ・R求積_cが吐き出すサンプルの形状を変更 ・R求積_cの設定が保存されない不具合の解消 ・集計セルを該当ソリッド色で塗る設定を追加 ・計算結果をR求積.txtに出力するようにした ・最小化で高速に動作するBATファイルを添付した ・コードの見直しと整理 ・その他いくつか 2003.12.11(Ver1.50) ・図形の寸法を0.1mm以下は切り捨てで算定する仕様に変更 ・内部ルーチンを見直して動作を若干軽くした 2003.7.6(Ver1.41) ・R求積_cでの設定が反映しない不具合を解消 2003.6.30(Ver1.40) ・レイヤグループを全て使用できるように変更 ・終了処理を変更 2003.6.16(Ver1.31) ・円弧の計算式に「/2」が抜けていました ・ソリッドが少ない場合に動作しない不具合を修正 2003.3.29(Ver1.30) ・図面名等をレイヤ名から取得して描画できるように変更 ・エラー処理を若干変更 2003.3.15(Ver1.22) ・設定した色が反映されない不具合を修正(1.21で発生) 2003.3.13(Ver1.21) ・建築面積の処理に不具合があったのを修正 ・名前をsquareからR求積に変更 2003.3.12(Ver1.20) ・0レイヤを建築面積専用に割り当てて同面積の結果を総合計に 表示するように変更 ・0-Fレイヤが使えるように修正 2003.3.5(Ver1.11) ・レイヤ毎集計及び総合計で小数2位に誤差が出る場合が あったのを修正 2003.3.1(Ver1.10) ・総合計を作成出来るように変更 ・square_cファイルを2つ追加 ・上記ファイルでソリッド色及び線種の設定が出来るように変更 ・同じく指定色ソリッドを吐き出せる機能の追加 ・設定された色を上から順にソートする仕様に変更 ・JWSの仕様を変更 ・動作画面の構成をオートシェイプに変更 2003.2.18(Ver1.00) ・円弧ソリッドを計算しないことがあるのを修正 ・動作画面を更新 ・タイムスタンプでバージョンを表示 ・Ver1.00とした 2003.2.14 ・線形ソリッドを無視するように改良 2003.2.9 ・誤差を収斂するために小数点以下9桁までを 取り込む仕様に変更(当初は11桁) 2003.2.8 ・計算式が一部削られる場合があったのを修正 ・ナンバリングのソートをしやすく改良 ・「ソート」モジュールの追加 ・モジュール名を変更 ・BATファイルの記述を改良 2003.2.3 ・末尾0が9999等になることがある不具合を修正 ・余計な縦線を書いていたのを修正 ・線色・レイヤの変更を容易に出来るように修正 ・レイヤ毎の集計が出来るように改良 (作表モジュール内で指定可能) ・作表モジュールのコードを少し整理 2003.1.28 ・計算結果の表示位置がずれる不具合を修正 ・BATファイルのパス表記の方法を変更 ・任意のフォルダから実行できる様に修正 ・サンプルJWWファイルを添付 |
この記事に対するコメント
JW相談室でお返事いただきましてありがとうございます。「吐き出した結果を吸い上げるマクロを作成して、別のエクセルファイルで吸い上げています。」というのは、どういった作業になりますか?エクセルにも弱いもので、よろしくお願いします。
ちなみに、掲示板はココでよかったですか?
掲示板は別途あることはあるのですがとりあえずここで構いません
まず、txtファイルはエクセルで読み込めます。
「ファイル」>「開く」>「ファイルの種類」で「*.txt」を選択>対象ファイル(今回は「R求積.txt」)を開いてみてください。
開く過程でエクセルにいくつか聞かれます。
「コンマ区切り」と「932:Japanese(Shift-JIS)」が選択できれば読めると思うので試行錯誤してみてください。
で、その結果とのんたんさんが望む結果がどう違うのかを教えてもらえると話がしやすいような気がします
用途ごとの面積結果が表示されましたので、私の使用してます面積表とリンクさせることが出来ました。ただ、実際の業務で複数の物件を同時進行していく時など、不安な部分もありますのでその時はまた、お願いします。
他にもいくつか質問がありまして、@ソリッド図形の数値が微妙に違うところがあります(2,500×3,000の矩形が2,499×3,000になっていたり…)JWの精度の問題ですか?A求積表枠のサイズは変えられますか?例えば用途名部分の枠幅を小さくしたりなど。B計算結果の小数点を第4位切捨てにしたいのですが…質問責めになってしまいましたが、使いこなせるようになりたいと思ってますので、宜しくお願いします。
今度xikiか何かにまとめてみます。
2499の件はエクセルの、というかPCの精度につきまとう問題のようです。
色々と試行錯誤してなるべく末尾999が生じないようにしたつもりでしたがやはり出ますか。
これは一応対応できる見込みが立っていますのでそのうちなんとかします。
現状ではそのソリッド図形を別の場所(JWWでの作図位置を変えて)にあらためて書いてみるとかで対応するしかなさそうです。すみません。
求積表のサイズは「R求積_c.bat」を起動してみてください。いくらか設定できるようにはしてあります。
説明はこのページの上のほう、「6.設定」に少し書いてあります。
切捨て等の桁数は、スクリプト内での処理になるので現状はスクリプトをいじらないといけません。
が、ただでさえ作成したのが数年前な上にここ数年で私のスクリプタとしての技術も変遷してきているので、かなりじっくり取り組まないとまずい気がしています。
ただ幸いにももうじき(ここ一月とかのオーダーで)時間的に余裕が出てきそうなので、本腰を入れていろいろ取り組みたいと考えています。
用途の種類も増やしたいですしエラーチェックも入れたいんです。あと今回のように別のエクセルファイルでももっと効率よく計算結果を利用できるようにしたい、とか色々やりたいこともありまして
とりあえず急ぎで何か必要なときには遠慮なくここにでも書き込んでください。